皆さん、こんにちは。コマさんです。
よく「昔と変わらない」という言い方をすることってありますよね。
今回行った大阪ミナミの布地の「とらや」さんで、私はこの言葉を使いました。
久しぶりに行ったけれど、まったくと言っていいほど、変わっていない「とらや」さんの話を聞いてください(^O^)/
<追記>2020.12.21
とらやさんは2020年12月20日に惜しくも閉店されました。
大好きなとらやさんでありましたので、この記事を残したいと思います。
とらやさん、本当に長い間ありがとうございました。
ミナミの布地のお店と言えば「とらや」さん
安い布地が欲しくて、ミナミまで出てきました。
大阪のミナミで安い布地と言えば「とらや」さんです。
品ぞろえも豊富ですし、昔はよく買いに来たものです。
このお店の前は、よく通ることはありますが、中に入ったのは本当に久しぶり。
そして、入ってすぐに、昔と変わらんなあと思ったのです。
「とらや」さんは戎橋筋商店街の中にあり創業は昭和27年。
1階と2階が布地売り場で、3階が付属品を販売しています。
気に入った布地を店員さんに伝えると、その場ではなく5階で裁断してくれます。
裁断された布は、1階のレジの真横にドサッと落ちてくるシステム。
お客さんは布地を頼んだら、ウロウロと他の生地をみたり、そろそろ自分の生地が裁断されたかなと思う頃に1階のレジのそばで待ちます。
布地を店員さんにお願いするのも、布地の置き方も、布地が5階から落ちてくるのもすべて昔のままでした。
生地選びが楽しいのはいうまでもありませんが、お店の中があまりにも変わっていないので懐かしすぎました(*^-^*)。
町の手芸やさんが少なくなりました
私がまだ若いころは、大阪も小さな手芸やさんがよくありました。
お店の人に作るもののアドバイスをしてもらったり、ワクワクしながらお買い物したものです。
でも今では、大型店ばかりになってきているようにも思います。
大型店はたくさんの品ぞろえはありますが、お店の人と楽しく話してお買い物することが少なくなったように感じます。
でもこれは、手芸やさんに限ったことではありませんね。
いろいろな小売店が減り、スーパーが増えましたしね。
大型店のいろいろな品ぞろえは嬉しいですが、商店街などでミシン糸を気軽に買っていたのも便利だったなあと思います。
布地を買ったことで満足してしまう?
布地というものは、あるのに欲しくなるんです。
そして、買ったら満足してしまって、そのままにしておくということもよくあるんですよね~。
布地あるあるだと思います(笑)
そして今回も、チェックの布地を3つほど購入しました。
でも、最近の私はすべて「同時進行派」ですので、そのままにしたりはしません!
早速、布地を裁断して、ちょこちょこ作っていますよ~(笑)
今回は大阪の「とらや」さんのご紹介でした。
変わっていくものが多い中で、こんなに変わらないお店も今では珍しいのではと思ったり。
♬大事なのは変わってくこと、変わらずにいること~と槇原敬之さんも「遠く遠く」で歌っていました。
変わらない「とらや」さんでいろんなことを思い出してきました(笑)
それでは今日はこの辺で(^O^)/
<とらや>
住所:大阪市中央区難波3丁目2−30
電話: