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十日えびすの、おもちまきの思い出

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今年は「十日えびす」に行きそびれてしまいました。

十日えびすとは、1月9~11日までの3日間に、えべっさんにお参りして福をいただく行事です。

この、十日えびすの時は初詣と同じ…とまではいきませんが、それはそれはかなりの人出です。

 

 

今日は、よく行く住吉大社に行きました。

この住吉大社でも、「十日えびす」は毎年行われます。

でも今日は、住吉大社にはまだまだ初詣客が訪れていましたが、えべっさんの周りは静かなものでした。

祭りの後のように、シーンとしていて。

でも、十日えびすから1日経ちましたが、今年もよろしくお願いしますとお参りしました(*´▽`*)

 

何年か前に、この住吉大社の十日えびすに来た時、ちょうどもちまきが行われていたんです。

たくさんの人で前の方にはとても行けず、夫婦で一番後ろの方で見ていました。

皆さん、おもちをいただくために袋を持参されていたり準備万端。

 

そしていよいよ、もちまきが始まりました。 

でもおもちは、もちろん我々のところには離れていて届きません。

もちまきを遠くでながめているだけ…のはずが!

まかれたお餅が、下に落ちたかと思うと、私たちのところに勢いよく転がってきたんです。

本当にまっすぐと、人の間を通り抜けて私たちの目の前に!

そして、見事にお餅をキャッチしました!(^^)!

 

それから、しばらくして遠くの人のためにと、勢いよく投げられたお餅が我々の後ろに張られたテントの屋根に当たったかと思うと…

真下に居た私たちのところにストンと落ちてきたんです!

そして、またしてもキャッチ。

 

どちらのお餅も、1歩も動くことなく向こうから転がって、そして飛んできました。

ふたりで、こんなことってあるのか?とかなり驚きました!

まるでお餅から、「焦らずにあわてずに、待つことも大事」と教えられたよう気がした出来事でした(*´▽`*)

そのおもちは大事に持ち帰り、きれいに洗って家族でありがたくいただきました。

 

十日えびすと言えば、このおもちまきの出来事を思い出します。

本当に、不思議な体験をさせていただきました。

 

さて、今年は無理だったけど、来年はまた十日えびすに行きたいなあ。

と、ちょっと気の早いことを思ったりしました。

でも新年は始まったばかり。

焦らず慌てずに、ボチボチとがんばることにいたしましょう(*´▽`*)