皆さん、こんにちは!コマさんです。
「たこ焼きの岸本」という本が話題になっているということで読んでみました。
芥川賞でもなく、直木賞でもなく、「第8回大阪ほんま本大賞」に輝いた本なんです!
読んでみたら大阪満載で、メチャクチャおもしろい内容でした。
人生いろいろの下町人情物語です(^O^)/
「たこ焼きの岸本」
ある日のこと、うちのオットさんが私に言いました。
ラジオで言うてたけど「たこ焼きの岸本」っていう本がおもしろいらしいで
どんな本なん?
なんか毎日たこ焼き屋に来る男の子がいてたんやけど、いつのまにか来なくなって、ある日その子のお母さんが店に現れて…
ミステリーなん?それか意外とファンタジー?
ちょっと興味を引かれたので、早速図書館で予約して借りてみることにしました。
作者は蓮見恭子さんでタイトルは「たこ焼きの岸本」。
この本は、思ったよりは早くに、私の手元にやってきました。
それでは、どんな本かちょこっとだけご紹介します(^O^)/
<ちょこっとあらすじ>
大阪の住𠮷大社の近くで、亡き夫が残したたこ焼き屋を継いで経営をしている岸本十喜子。
ひとり息子は、18歳の時に家を出て行方知れずのまま。
それでもひとりでたこ焼き屋をやりながら、近所の商店街の仲間と交流する毎日だった。
ある日、店に毎日来ていた男の子が、パタリと来なくなり気にする十喜子。
そうしているうちに、男の子の母親が現れた。
男の子は一体どこに?
そして十喜子の息子はどこにいるのか…?
というわけで、ミステリーでもなく、ファンタジーでもなく(笑)
大阪が舞台の下町人情物語で、読み進めていくうちにどんどん面白くなってくる本なのでした~(*^^)v
第8回大阪ほんま本大賞を受賞
この「たこ焼きの岸本」が話題になっているのには訳がありました。
それは2020年の「第8回大阪ほんま本大賞」に選ばれたからなんです!
大阪ほんま本大賞って何?と思われた方もいると思います。
この賞は、大阪の本屋さんと問屋さんが選んだ、ほんまに読んでほしい本なんだそうです。
この賞に選ばれるには、3つの条件を満たさないともらえないのです!
その3つとは
・大阪に由来のある著者・物語であること
・文庫であること
・著者が存命であること
この3つをクリアし今回受賞されたものが、蓮見恭子さんが書かれた「たこ焼きの岸本」というわけなんですね(^O^)/
本の表紙にも載っている、すみよっさんの初辰さんの子ねこさんです!
良かったらこちらの記事もお読みくださいね。
大阪人とたこ焼き
よく聞く話に、「大阪の人はみんなたこ焼き器を持っている」という話(笑)
たぶん、皆さんも聞いたことがあると思います。
みんなかどうかはわかりませんが、私の周りだけで言えば持っていると思います!(^^)!
もちろん、うちにもありますよ~。
結婚する時に、冷蔵庫や洗濯機を当たり前に買うように、その時にたこ焼き器も買いました(笑)
子供が小さい時は、たこ焼きを普通の夕飯の時にしたりもしていました。
でも大人だけになると、たこ焼きを焼く機会は減りましたね~。
私の知人は孫が出来たので、またたこ焼き器の出番が増えてきたなどと言ってました。
たこ焼き器と子供は、どこの家もつながっているものなのかもしれない…とそんな風に思いましたがどうなんでしょう?
この「たこ焼きの岸本」の本の中には、他にも大阪の食べ物が結構出てきます。
紅ショウガを薄くスライスして天ぷらにしたものとか出てきたり。
私もこの天ぷら好きなんですよね~。
かなり濃い大阪を、感じることができる本だと思います(^O^)/
おしまいに
今回は「たこ焼きの岸本」のご紹介でした。
調べていくうちに、第2弾が2020年の11月頃に出版されることがわかりました。
個人的にはすごく楽しみであります(≧▽≦)
本の中には住𠮷大社の近くのことがリアルに書かれていたのも、私には余計に楽しく読めました。
「住吉大社の武道館の隣の大きな鳥居は…」とか出てくると、あ~わかるわかる~と言った感じで。
テレビでも本でも、知っているところが出てくるとなんだか嬉しいものですもんね~。
それでは今日はこの辺で。
良かったらぜひ読んでみてくださいね!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。