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ハンドメイドのこと、日々のあれこれ書いてます。

絵本「チリンのすず」は、大人が読むと良い本のひとつかも。

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皆さん、こんにちは!コマさんです。

読みたかった絵本が、やっと手元に回ってきました!

絵本というものは、結構深いお話があるものが多いのです!(^^)!

この本も、そのひとつ。

 

やなせたかし先生が描かれた「チリンのすず」はこんなお話。

あらすじを最後まで書いてしまいますので、この本を読みたい方はここから先は読まないでくださいね(*'▽')

 

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チリンはかわいい子ひつじです。

ある日のこと、チリンとチリンのお母さんはオオカミに襲われました。

チリンをかばったお母さんは、残念ながら亡くなってしまいました。

 

そして、チリンはオオカミに会いに行きます。

オオカミに向かってチリンはこう言いました。

「ぼくをあなたの弟子にしてください。あなたのように強くなりたいんです。」

 

嫌われ者のオオカミは、こんな風に言われたことがなかったので、心の中がふわ~っと温かくなりました。

そして3年もの月日の間、チリンはオオカミのもとで訓練し、角も生えて大人になりました。

 

そして嵐の日に、チリンはお母さんのかたきをとるために自分の角でオオカミを刺したのです。

オオカミはこう言いました。

「お前にやられて良かった。いつかこういう日が来ると思っていた。俺は喜んでいるよ」

そしてオオカミは死にました。

 

チリンは3年かけて、やっとお母さんのかたきをとったのです。

でも、次の日のこと。

山の上でチリンは、心がちっとも晴れない…とうなだれます。

オオカミはかたきでありながら、自分の先生でありお父さんのような存在になっていたことを…

チリンは、オオカミがいなくなってから、そのことに気づくのでした。

 

もう羊に戻ることもできないチリンは、泣きながら山を越えていきました。

 

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やなせ先生曰く、正義というものは決してかっこいいものではない。

自分自身もかなり深く傷つくものが本当の正義だと考えておられるようです。

そして、悪人も少しは良い心をもっていて、善い人は、すべて良いわけではなくて悪い心もほんの少しは持っている。

 

そして描かれたのが「チリンのすず」なのでした。

オオカミは、チリンが可愛くてたくさんのいろいろなことを教えたりしたのでしょう。

いつか仇を…と思っていたチリンも知らぬ間に、自分には優しいオオカミのことが好きになっていたのかもしれません。

 

悪いことをした人を私は許せないと思いますが、「チリンのすず」を読んだらいろいろ考えてしまいました。

「チリンのすず」は悲しいお話ですが、内容は深いな~と感じます。

 

余談ですがこの絵本を読んで、どこかでこんな話があったような…と思い出しました。

それは、NHKの大河ドラマでやっていた「鎌倉殿の13人」。

 

殺し屋の善児に両親の命をとられたトウは、その善児によって育てられます。

善児によって強くなったトウは、親の仇として善児の命を奪うというシーンがありました。

ちょっと脱線してしまいました(≧▽≦)

 

「チリンのすず」はちょっと悲しいお話でしたが、大人も読むと良い絵本のひとつだと思います。

 

というわけで、今回はこの辺で。

コマさんでした~(^^)/

 

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コンビニバッグのさらにミニができました!

ミニですが、500mlペットボトルが4本入るサイズです(^^)/

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