皆さん、こんにちは!コマさんです。
先日、どうしても読みたい絵本があり図書館に行きました。
でも、あいにく貸し出し中だったのか、読むことはできませんでした。
しばらく絵本のコーナーを見ていたら、「スーホの白い馬」を見つけました。
これは、割と読まれている絵本なので知ってる!という方もおられると思います。
小学校の教科書にも載っていたことがあったかも。
絵本コーナーで小さな子供たちに交じって、私は「スーホの白い馬」を久しぶりに読み始めます。
いつもは、最後まであらすじを書かないのだけれど今日は書きます(≧▽≦)
ネタばれになるので読みたい方は、この先を読まないでくださいね。
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この本はこんなお話。
モンゴルには馬頭琴という楽器があるのですが、その楽器ができたのはこんなお話がある…というところから始まります。
モンゴルに、働き者で羊飼いのスーホがおばあさんと住んでいました。
ある日、白い子馬を見つけたスーホは家に連れて帰ります。
スーホは子馬を、それはそれはかわいがり大切に育てました。
スーホも子馬も大きくなったころ、王様から自分の娘の婿を探すために競馬大会を開くということが皆に伝わりました。
大会で一番になった人は、王様の娘と結婚できるのです。
そして大会の日、みごとスーホは一番になりました。
でも王様は、一番になったものが貧しいスーホだと知ると、娘と結婚させることはやめ銀貨を3枚だけ渡した後に、スーホに白い馬を差し出すように言いました。
スーホが拒否をすると、スーホは王様の家来に暴行されひどい傷を負いました。
その後、白い馬はすきを見て逃げ出し大好きなスーホのもとに帰ろうとします。
その帰る途中に白い馬は、王様の家来に弓で何本も打たれます。
やっとのことでスーホの元に戻った白い馬は死んでしまいました。
スーホは悲しみに暮れますが、ある日夢を見ます。
夢に出てきた白い馬が、スーホにこう言いました。
「私の骨と皮で楽器を作ってください」と。
夢で言われた通り、スーホは白い馬の骨と皮で楽器を作りました。
この楽器は、素晴らしい音色を奏で、多くの人の心を癒しました。
スーホも白い馬と過ごした楽しい日々、そして王様への悔しさを思い出すのでした。
この楽器が、馬頭琴の由来になったということです。
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「スーホと白い馬」はこのようなお話なんです。
スーホが王様の家来に痛い目にあわされたところで泣き、ひどい傷を負ったスーホのおばあさんの気持ちになっては泣き、馬が死んで悲しみに暮れるスーホの気持ちになりまた泣く。
絵本といえども、内容はひたすらに悲しいものなのでした。
絵本コーナーで泣いている変な大人はあまりいないと思いますが💦
この本をどこかで読むことがあれば、かなり悲しいお話であることを皆さんにお伝えしておきます。
「スーホの白い馬」を読みに来たわけではないのに、今回はこの本のことでブログを書きました。
絵本は、本当に好きなんです(*'▽')
絵を見ているだけで温かい気持ちになったり、内容も深いな~と思うものもたくさんあります。
読みたかった絵本は予約をすることにして、それでは今回はこの辺で。
コマさんでした~(^^)/