皆さん、こんにちは!コマさんです。
今回はコアラの話を聞いてください。
今日の朝日新聞の夕刊に載っていた記事なんです。
大阪の天王寺動物園は、コアラのアーク君でコアラの飼育をやめることを決定したそうなんです (>_<)
(この記事は2019年6月4日のものです。記事最後に2019年9月23日付けで、追記しております)
天王寺動物園のコアラ
関西にお住まいならば、天王寺動物園に行かれたことがある方は多いと思います。
大阪に住んでいれば、必ずと言っていいほど子供の頃に遠足で行ったものです。
私も今までに何度も行きました!
天王寺動物園でコアラの飼育が始まったのは、1989年のこと。
1995年から1999年の間は、9頭も飼育していたそうです!
確かに天王寺動物園にコアラがたくさんいたのは、私も覚えています。
1984年にオーストラリアから日本にコアラが送られたそうで、その頃はコアラブームだったんですね~。
ちなみに、ロッテの「コアラのマーチ」が発売されたのも1984年のことです。
ちょっと気になったので調べてみました(笑)
コアラのアーク君
さて、今回朝日新聞の1面に登場したのは「アーク君」です。
現在は、天王寺動物園にはアーク君しかコアラはいません。
現在12歳です。
コアラの平均寿命は15歳と言われているので、そんなに若くはないですね。
(朝日新聞から写真をお借りしました。)
コアラはユーカリの葉しか食べないそうで、このえさ代がとても高いのだとか。
天王寺動物園のえさ代は年間1億2千万円かかるそうです。
そのうちの3600万円がコアラのえさ代!
これは全体の3割になります。
そしてコアラは、とても繁殖が難しい生き物だそうです。
このふたつの理由で、大阪市はアーク君を最後に飼育をやめることにしたのだそうです…。
コアラに会えなくなる?
コアラは基本、木の上でじっとしています。
天王寺動物園に見に行った時も、のんびりお昼寝していることが多かったですね。
それでもコアラは子供たちの人気者 !(^^)!
だから、アーク君が最後になるのは本当に寂しいことです。
それに天王寺動物園は、現在、象もいないんです。
子供たちが、本物のコアラや象を見ることができなくなるのは本当に残念に思います。
以前に天王寺動物園について書いた記事です。
象のラニー博子のことも書いています。
良かったらお読みくださいね。
しかし、考えてみたら動物園は、動物たちにとっては本当に幸せかどうかはわかりません。
人間の勝手で作ったと言えばそうですし。
むしろ、人間の方が動物たちに幸せにしてもらったのかもしれませんね。
動物たちは、たくさんの表情や、動きを見せてくれて、いろいろなことを人間に教えてくれましたしね。
おしまいに
アーク君の記事で、いろいろと考えさせられました。
動物園側も、大変なご苦労があるように思いました。
生きているものはすべて、いつか命が終わるもの。
でも、アーク君には、元気に長生きしてほしいと思います(*´▽`*)
皆さんも、お時間があれば、久しぶりに動物園にお出かけになってくださいね!
<追記 2019年9月23日>
コアラのアーク君は、2019年9月23日現在、天王寺動物園で元気に暮らしています。
しかし、天王寺動物園は、エサ代のユーカリが年間3000万円かかることなどの理由で、コアラの飼育からの撤退を決定しました。
10月よりアーク君は、イギリスへ繁殖に協力するために貸し出しされることになりました。
貸出期間は10年間。コアラの寿命を考えると、アーク君は再び天王寺動物園には戻ってくる可能性は低いそうです。
天王寺動物園にとっても、苦渋の決断だったことでしょう。
アーク君が、イギリスで元気に暮らしてくれることを祈るばかりです。