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ハンドメイドのこと、日々のあれこれ書いてます。

「こぶたのハミング」を読みました。「生きるってことは死ぬまでの暇つぶしにすぎない」という本です!

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皆さん、こんにちは。コマさんです。

「こぶたのハミング」という可愛いタイトルのこの本。

こぶたがハミングしながら、森を散歩でもする本かと思ったら全然違いました(笑)

 ある喫茶店のマスターが、人生に悩む女性にいろいろな話をしていくというスタイルでお話が進んでいく本なのです。

マスターの話を、同じカウンターで聞いているかのような気分になりますよ~(*'▽')

 

 

 

生きるってことは死ぬまでの暇つぶし

 

この本は、人生の上での悩みがひとつずつ解決していくような本だと思います。

私が一番心にひびいたのは、やはりこの言葉。

「生きるってことは、死ぬまでのひまつぶしにすぎない」

 

誰にでもやってくる死ぬということ。

人生の結論が「死ぬ」ということならば、生きるということはひまつぶしでしかないということになるのだそうです。

 

なんだかインパクトがあって、ちょっとドッキリしてしまう言葉ですよね。

でも、実際のところそうかもしれません。

遊ぶことも働くことも、様々な何かをすることも生きている間にすることです。

言い換えたら、ひまつぶしをしているといっても間違いではありませんね。

 

そうだとしたら、できる限り楽しく過ごしたいものですよね。

とはいえ、思い通りにいかなかったり、予期せぬことが起きたりというのも、どなたにもあることです。

この人生のひまつぶしは、楽しいことだけしたいのに、なかなかうまくいかないものでもありますね。

 

自分を見つめる

 

この本には、こんなことも書かれていました。

「人は自分の分しか生きられない」

喜びも悲しみも、苦しみも憎しみも、自分の分しか理解できないし扱えないのだと。

 

だから人に気持ちを分かってもらおうと話しても、それは不可能なことなんだそうです。

ある程度までは理解できたとしても、その人にならない限り心底までは理解できないというわけです。

人に救ってもらおうと頼っても、救われることはないのだそう。

それならば、どうしたらいいのかと思いますよね。

 

大事なことは自分をとことん見つめ直すということです。

自分という人間は何なのか、何者か?

何ができて、何が好きで、何が嬉しいのか。

何が出来なくて、何が嫌いなのか、とことん自分を見つめ直すといいらしいのです。

そう言われると、とことん自分という人間を客観的に考えたことってないかもしれませんよね。

 

自分を楽しますのも自分、自分を救うのも自分。

つまり、自分の人生は自分で考えて行動するしかないのです。

 

好きな事をたくさん持っている人は強い

 

人生の中で、どんなこともずっと同じってことはないですよね。

変わっていないようでも、少しずつ変わっていったりするものです。

少しずつどころか、急激に変化することもあったりします。

でもそれは、不思議な事でもないし、また止めることもできません。

ならば変化するのは当然で、それを恐れない自分でいたいですね。

 

好きなことをたくさん持っている人は強いのだそうです。

自分という人間を見つめ直したら、好きな事をもっと見つけることができるかもしれませんね。

たくさん見つけたらパワーアップできそうですしね。

そうしたら、死ぬまでの暇つぶしは人生を豊かにしてくれる事につながる気もします。

 

 

 

おしまいに

 

可愛いタイトルと挿絵のこの本は、とても深くて気づきがたくさんあると思いました。

人生は「今この瞬間」の連続だそうです。

この連続が生きるということで、言い換えたら暇つぶしということになるわけですね。

そして、自分の人生にほかならないのです。

 

自分を見つめ直すと、自分でもまだ気がついていない自分を探せるかもしれませんね(*'▽')

何があろうと自分の人生です。

むしろ、いろんなことがある方が彩りがあるのかもしれません。

とはいえ、できるだけ楽しく、心が豊かで、素敵な暇つぶしをしたいものですね(*'▽')

 

そして、最後にもうひとつ。

夜眠る前に「良かったこと探し」をすると良いそうです!

ほんの小さなことでも、些細な事でも、たったひとつでもOKです。

皆さんにも今日という1日の間に、きっと良かったことがあったと思います。

そんなことを思いながら、ゆっくり休んでくださいね(*^^)v

 

こぶたのハミング

こぶたのハミング

 

 

今回は「こぶたのハミング」のご紹介でした。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました(^O^)/