皆さん、こんにちは。
皆さんがお住まいの都道府県には、シンボルとして決まっている木があるのをご存知ですか?
私の住んでいる大阪は、シンボルとなる木は「イチョウ」なんです。
でも大阪のシンボルの木ではありますが、大阪に限らず、イチョウはどこの地域でもありますよね。
とてもなじみがあって身近な木と言えますね。
都道府県の木はいつ決められた?
夏の暑い時期が終わると爽やかな秋になりますよね。
それまできれいな緑色をしたイチョウですが、秋が深まるにつれてきれいな黄色になります。
紅葉やカエデなども色づき、紅葉狩りは本当にきれいですよね。
ところで、なぜ大阪のシンボルの木が「イチョウ」なのか調べてみました。
イチョウがシンボルになったわけは、大阪の御堂筋のイチョウ並木が、大阪を代表する景観ということで決められたようです。
確かに、御堂筋のイチョウはきれいです。
でも、そもそも都道府県の木がなぜ決められたかも調べてみると、このようなことが書かれてありました。
都道府県の木の制定は,昭和45年,アジアで初めて開かれる万国博覧会を記念して,毎日新聞社が提唱した「緑のニッポン全国運動」の一環として行われました。
青森県木材協同組合からの引用
なるほど、そういうことで都道府県の木が決められたんですね。
しかし、この都道府県の木は、すべて別の木というわけでもないんですね。
ちなみにイチョウは大阪だけではありません。
東京都と神奈川県も同じイチョウの木がシンボルの木となっています。
すでにご存知かもしれませんが、皆さんのお住まいの地域の木もぜひ調べてみてください。
下のリンクから見ることができますよ。
木だけでなく、花や鳥も調べることができるので見てくださいね。
大阪のイチョウの木
大阪のイチョウ並木で有名な御堂筋は、1937年(昭和12年)に完成しました。
長さは梅田からなんばまで約4㎞もあるんですよ。
この御堂筋に沿ってイチョウが植えられているんですね。
車も人も行き交う御堂筋は、大阪の中心部にあります。
その下には、地下鉄であるOsaka Metroが走っているんです。
御堂筋は、普段も秋の紅葉の季節もきれいのなのですが、やはり毎年11月初めから12月末まで行われる「御堂筋イルミネーション」がとてもきれいなんですよ。
もし、御堂筋をご覧になるのであれば、紅葉の季節かイルミネーションが行われている時期をオススメします。
イルミネーションは、4㎞のイチョウ並木がが8つのカラーで彩られるんですよ。
そして、他にもイチョウがきれいなところは「大阪城公園」などがあります。
以前訪れた時は、イチョウの葉が落ちてじゅうたんのようになっていました。
それ以外のところでも、イチョウの木はたくさんありますね。
街路樹でもイチョウはたくさん見かけます。
大阪だけでなく、皆さんの地域でも、きっとイチョウはたくさん植えられていると思います。
ギンナンを楽しみにしている方も多いですよね。
私もギンナンが大好きで、茶碗蒸しとかに入っていたら嬉しくなっちゃいます。
でも、落ちたギンナンの臭いは苦手ですけどね~。
イチョウの木の特徴
こんなにあちらこちら、たくさんあるイチョウの木。
ちょっとイチョウの木の特徴を見てみましょう。
イチョウの木は非常に強く、虫が付きにくい木なんですよ。
育つにつれて、高さが10m以上になる木です。
そして、イチョウは水分が多く、難燃性の木です。
また、とても長寿な木で、樹齢が長いのが特徴です。
このような特徴を持つ木なので、昔からお寺や神社、学校によく植えられています。
なぜイチョウを植えるのかというと、人が集まるお寺や神社、学校には、火事が起きないようにと願いが込められているからだそうですよ。
イチョウはなかなか、いろいろな意味を持つ木なんですね。
皆さんのお住まいの近くにも、イチョウはたくさんあるはずです。
普段は気にされなかったかもしれませんが、今度じっくり見てください。
いつもとは違って見えるかも? ですよ。
まとめ
- 大阪のシンボルの木は「イチョウ」です
- 都道府県の木は、昭和45年に万国博覧会を記念して「緑のニッポン全国運動」の一環として制定されました
- 大阪のイチョウは、大阪を代表する御堂筋のイチョウ並木の景観から選ばれました
- イチョウは、丈夫で虫が付きにくく、樹齢の長い木です
紅葉狩りの季節には、イチョウの木を楽しめますね。
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。