皆さん、こんにちは。コマさんです。
昨日、図書館に行ってこんな本を借りてきました。
原田ひ香さんの「人生オークション」です。
昨日、図書館からメールが入ってて「予約本が届いてますよ。」ということだったのでいそいそと借りに行ったわけなんですけど…。
写真の通り、こんなかわいい表紙の本です。
でもでも…。コマさんは予約していないんですよ、この本。
いつも図書館からのメールは、予約した本のナンバーで連絡がくるので、メールには本のタイトルがないんですね。
私はたくさん予約しているので、いつも図書館のカウンターでもらうまでどの本が来たのかチェックしないんです。
カウンターで渡される時、この本が来たか~と嬉しくなるんですけど、いつもは。
「人生オークション」を渡されたときは、てっきり誰か他の人との間違いだと思いまして。
それで、カウンターの係の人に
「私、この本は予約していないんですけど…。」と言ったんですね。
そうしたら、カウンターの図書館のお兄さんが
「そんなことはありません。それはあなたが予約した本です。
実際、予約していなければ、あなたの図書館カードのナンバーで登録されるはずもないし、借りることもできないシステムなんですよ。」
とおっしゃる。
というわけで、せっかくなので借りてきました。人生オークション。
今日は時間があったので、早速読んでみることに。
この本は就職がうまくできなかった瑞希(みずき)と瑞希の叔母との物語。
叔母のりり子は不倫をしていた上に、相手の男性をナイフで刺して怪我をさせてしまいます。
そんな前科者の叔母がひとり暮らしを始め、不倫生活で買った有り余るいろいろなものを、瑞希はネットオークションを利用して処分していきます。
どうしようもないはずの叔母だったのに、本当の叔母を知った瑞希。
そして瑞希がとった行動は…。
こんな内容の人生オークション。
物をネットオークションで処分していく、瑞希とりり子の6ヶ月間の物語に、ぐっとくる箇所もありで、とにかく引き込まれました。
今でも予約した覚えはないのですけど、でも読めて良かった!が感想です。
作者の原田ひ香さんは「東京ロンダリング」を書かれた方。
その本も以前に読んで良かったので、この本も忘れてるだけで、やっぱり自分で予約したのかなあ。
どうなんだろう、本当は。
「人生オークション」は1冊に2つのお話が入っていて、とても読みやすい本なんです。
とにかく、読んでよかったなと思える本に出合えるのは嬉しいことですよね。
皆サンも、良かったらぜひ!「人生オークション」を読んでみてくださいね。