皆さん、こんにちは。コマさんです。
さて、皆さんの今日はどんな1日でしたか?
今日は「モモ」という本を読んでみました。
これは児童文学ですが、ずっと読んでみたいと思ってたんですよね。
癒されることは何ですか?
それにしても、毎日いろいろなことがあって疲れますよね。
疲れた時は、お友達と会って話したり、美味しいもの食べたり、ひたすら寝たりと癒し方は人それぞれ。
さて、私が癒されるものと言えば「木」なんです。
木が好きで、木があるところに行くとホッとするんです。
風が強いと、木がざわざわ~という音が本当に好きなんですよね~。
そして、もうひとつ癒されるのが文章を読むことです。
本でも新聞でもブログでも。
読んでいて、あ~これだ~という文章に出会うと嬉しくなります。
「モモ」を読んでみて
さて今日、私をを癒してくれたのは「モモ」という本です。
副題で、「じかんどろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」とついています。
実はこの本は、新刊でもなく40年も前に書かれた児童文学本なんですよ。
あ、知ってる~、読んだことある…という方も、きっと多いと思います。
私も、子供の時には読まなかったのですけど、いつか読もうとずっと思っていた本でした。
先日、図書館に行ったらこの「モモ」をひょっこり見つけたので借りることに。
ひとりで暮らしているモモという女の子は親友がふたりいるんです。
ひとりは道路掃除夫のベッポおじいさんと、観光ガイドのジジという若者です。
その、ベッポおじいさんの言葉が読んでいて、なんかいいなあと思った私。
ベッポおじいさんは長い道路掃除を頼まれると、道路が長すぎて、やってもやっても終わらないと感じます。
そして、心配になりついには息が切れて動けなくなってしまうという状態の時…モモに語りかけた言葉があるんですね。
「いちどに道路全部のことを考えてはいかん。わかるかな?
つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけを考えるんだ。
いつもただ、つぎのことだけをな。」
「すると楽しくなってくる。これが大事なんだな。
楽しければ、仕事がうまくはかどる。
こういうふうにやらにゃあだめなんだ。」
「モモ」より引用
というセリフが、心に刺さったのです。
そうよね、これからの人生も全部を考えると心配で疲れてしまう。
ベッポおじいさんの言うように、次のことだけ考えたらいいんだ…と思ったのでした。
「モモ」は355ページもあり、まだ3分の1しか読んでないくせに、すでに満足してしまった私です!
言葉は魔法
生きていると、ときどき素敵な言葉に出会うことがありますね。
私は、自分の心にグッときた言葉と出会えた時には、手帳にその言葉を書き留めているんです。
時々読み返しては、納得したり、励まされたり。
早速、このベッポおじいさんの言葉も残しておかなくては…。
読み進めている「モモ」は、人間から時間を奪う泥棒がでてきたところで、まだまだ楽しめそうです。
それでは、続きを読むことにしま~す。
まだ、すべてを読み終えていないのに、すでに良い言葉に出会ってしまいました。
今日は、「モモ」からもらった素敵なことばのご紹介でした。
モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
- 作者: ミヒャエルエンデ,大島かおり
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976/09/24
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(トップ画像は岩波書店さんより引用させていただきました。)